岩宿遺跡の発見者
—人間“相澤忠洋”を語る—
戦後、納豆売りの行商をしながら考古学研究を続け、岩宿遺跡を発見。ついに縄文時代以前に遡る日本人の黎明期を証明した相澤忠洋氏。高度経済成長期の各地発掘調査を共にした著者が明かす魅力ある人間性と知られざる努力の半生
目次
一 出会い——昭和34年ころ
二 西鹿田遺跡発掘調査——昭和34年11月
三 NHKの「ある人生」に出演——昭和35年から昭和36年
四 群馬県功労賞受賞と遺跡台帳——昭和36年
五 寺西貝塚発掘調査のころ——昭和37年から昭和38年
六 石山遺跡発掘調査と吉川英治賞受賞——昭和39年から昭和42年
七 『「岩宿」の発見』の出版——昭和42年から昭和44年
八 磯遺跡調査と赤城人類文化研究所の設立——昭和44年から昭和47年
九 キミ夫人——昭和47年から昭和48年
十 夏井戸収蔵庫と入院——昭和48年から昭和51年
十一 千恵子夫人との結婚——昭和52年から昭和53年
十二 夏井戸の研究室と「赤土への執念」——昭和53年から平成元年
むすびに
相澤忠洋主要著作一覧