大乗仏教と浄土教
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序●阿川 文正小澤憲珠名誉教授 履歴および業績『成実論』における空について●阿部 真也初期密教における現世利益と菩薩行について●大塚 伸夫『顯揚大戒論』に関する一二のメモ●坂本 廣博初期大乗仏教の信仰形態●藤近 恵市中国哲学と浄土教——仏儒・浄儒不離説について——●春本 秀雄隆聖僧都について●苫米地誠一真言僧の観た中世——『真俗雑記』が語る中世仏教世界——●平井 宥慶霊仙の入唐および『心地観経』の渡来について●向井 隆健鉄塔相承説をめぐって——大村西崖著『密教発達志』訳注研究 敬——●元山 公寿『観無量寿経』所説摂益文に関する一考察 ●安孫子稔章浄土宗全書の諸版について●石川 琢道良忠『観経疏伝通記』における韋提希理解——善導『観経疏』解釈からみる諸行往生説——●大橋 雄人『釋浄土群疑論』敦煌写本「S二六六三」と「羽〇二一」について●大屋 正順迦才『浄土論』における慈等の十念とその会通説——「弥勒所問経」と「弥勒発問経」の同異をふまえて——●工藤 量導『円光大師御伝随聞記』の資料性について——『翼賛』との関係から——●郡嶋 昭示『選択集』第十六章段所引の『観経疏』末尾とその私釈部分について●柴田 泰山『安楽集』所説の実践論について——念仏と懺悔・滅罪・見仏との関わりを中心に——●杉山 裕俊法然「往生浄土用心」における『無量寿経』「光明歎徳章」の引用をめぐって●袖山 榮輝法然上人における釈尊観と二尊観——釈尊・弥陀報身と娑婆出現の化身をめぐって——●曽根 宣雄法然上人御法語の伝承背景——「十七条御法語」成立に関わる人物について——●長尾 隆寛近世時宗教団における伝法成立について●長澤 昌幸 |
法然上人における三心釈の受容と展開掲——『往生要集』四釈書を中心に——●林田 康順源信における五悔●福原 隆善往生浄土について——「往生之業念仏為先」と「往生浄土見尊体」の視座から——●藤本 淨彦出雲路の住心房覚愉について●吉田 淳雄浄土宗義の現代化をめぐって——『浄土教報』誌上における宗義と国体に関する議論——●吉水 岳彦香衣檀林住職任命の規定と年齢●石川 達也三条西実隆の信仰——母の十三回忌法要を中心として——●魚尾 孝久中世関東武士の信仰——津戸為守に宛てた法然消息を中心に——●小此木輝之江戸時代における増上寺元旦法要三段式●野村 恒道明治期浄土宗における高等教育就学実態●江島 尚俊仏教における倫理思想の展開——「介護」の思想をめぐって——●佐藤 雅彦ハワイ浄土宗の現況と新たな取り組み——浄土宗の調査とその後——●武田 道生Bhikṣuṇī-Vinaya 訳註⑷●吉澤 秀知世親の『倶舎論』『唯識二十論』とニヤーヤ学派(ヴァーツヤーヤナ、ウッディヨータカラ)——全体および原子の結合論——●森山 清徹『維摩経』における「救済」のかたち●西野 翠『注維摩詰経』の「梵本云」と「別本云」について●高橋 尚夫ネパール国立公文書館所蔵七百頌般若梵語写本のカラー画像からわかること●佐藤 堅正
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