絵解き般若心経

—般若心経の文化的研究　　書評⇨　　　　　内容案内⇨

　　■みちのくの庶民信仰■

１『般若心経』とは

（一）二種の系統　（二）タイトルの意味　（三）『般若心経』の内容
（四）『般若心経』の原典と漢訳について

２　絵心経とは

３　絵文字による経典の伝承

（一）　種　市　経　（二）　南　部　絵　暦　（三）　南　部　絵　経

４　絵心経を紹介した人々—田山系絵心経の系譜

（一）橘南谿の旅行記　（二　百井塘雨『笈埃随筆』の記録　（三）山崎美成『提醒紀談』（四）松浦武四郎『鹿角日誌』にみる田山地方と絵文字の伝統
（五）上山広崇『万延申歳　両鹿角扈従日記』（南部家所蔵）（六）漆戸茂樹『北奥路程記』

５　絵心経とその系統55

（一）田山系から盛岡系へ　（二）絵心経の二つの系統

６　心経の絵解き

（一）田　山　系　（二）盛　岡　系

７　新渡戸仙岳と牟田亮庵と佐藤勝郎

（一）新渡戸仙岳の発見　（二）牟田亮庵の翻刻　（三）佐藤勝郎と「南部めくらものシリーズ」

８　絵暦を紹介した人々

（一）菅江真澄『けふのせはのの』（「けふのせば布」）　（二）古川古松軒『東遊雑記』　（三）山片蟠桃『夢の代』

９　南部絵経のあれこれ

　　⑴法華経要文　⑵十句観音経　⑶舎利経（舎利礼文）　⑷吉祥陀羅尼（消災呪）　⑸随求陀羅尼　⑹仏母心陀羅尼　⑺大悲心陀羅尼（大悲呪）　⑻回向文

　付　録

（一）羽前鶴岡の観音十大願めくら経　（二）めくら暦・めくら経小史

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